hujiru12’s blog

観劇感想ブログです。

ナゴヤ座のススメ(令和5年3月版)

以前、ナゴヤ座のススメを書いてから、気付けばもう4年が経ってしまっていました。あれから色々変わった点もあるので(コロナ禍でのシステム変更など、より安全でスムーズな方法を模索してくださるナゴヤ座様の努力には、本当に頭が下がります。あと、魅力的な座員さんも増えました!)、来月迎える7周年を前に、現時点でのナゴヤ座についてまとめてみます。

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【ナゴヤ座とは?】

http://nagoya-za.com/about.html(公式サイトより)

カブキカフェナゴヤ座と謳っていますが、カフェ要素は、入場料にドリンクチケットが一枚付いて来るぐらいなので、ドリンク一杯飲みながら観劇できる芝居小屋だと思ってもらえれば凡そ間違いではないです! ライブハウスの演劇版って感じです。

名古屋という字を背負った役者さん達、名古屋山三郎一座が、週四日(水金土日)計八公演を、年末年始や演目切替の時期などを除いて、基本的に一年ぶっ通しで上演しています。改めて書くと、すごい公演数ですね…!

上演される演目は、歌舞伎の演目を題材にしたものだったり、シェイクスピア作品を和風にアレンジしたものだったり、様々です。だいたい一つの演目あたり、半年前後のロングラン公演です。今、上演中の作品は、「東海道中膝栗毛」の弥次さん喜多さんの道中記をナゴヤ座版に味付けした「YAJIKITA」です。

名古屋山三郎一座というのは、劇団とはちょっと違う……元武将隊の経歴を持つ役者さん、MCやナレーター経験も豊富な役者さん、プロデュース業もされている役者さん、アクションコーディネーターとしても活躍されて来た役者さん、アクションマンと日舞講師の顔を持つ役者さん、ラジオパーソナリティーをされている役者さん、お笑い芸人として活躍されて来た役者さんなどなど、多種多様な強みを持つ役者さん達が、その個性を活かして一つの舞台を作り上げる…戦隊ヒーローみたいな集団です。

なので、ナゴヤ座の演目は、どの作品も、笑いあり、感動あり、アクションあり、時に歌や踊りもありの、あらゆるエンタメがギュギュッと詰まった、トッピング全部乗せのカレーみたいな魅力に溢れています!

しかも、ナゴヤ座の定員は、最大でも約40人。芝居小屋という言葉がピッタリのコンパクトさ(その中に、採算度外視の照明機材や撮影機材を入れちゃうナゴヤ座番頭さんのこだわりがヤバいです! 褒め言葉です!)なので、客席との距離がビックリするほど近いです。私が知る限り、世界一近いんじゃないかと思います(だから、コロナ禍では、客席との間にアクリル板を設置したり、観客にフェイスシールドを配ったり、定員数を減らしたり、色々対策を考えてくださいました)。息遣いを感じる距離感で、魂の籠もった芝居を浴びる。安全が確保されていることは解っていても、命を取られるんじゃないかと背筋がゾクゾクしてしまう近さで振られる刀の速さを感じる。他の劇場ではなかなか体感できない凄さだと思います。

そして、更にすごいのは、ナゴヤ座の演目は、主役を含めた配役シャッフルがあるんです。その日の出演役者さんは、ナゴヤ座のチケット予約のページ(http://nagoya-za.com/ticket.html)で確認できますが、配役は、その日の舞台の幕が上がってみなければ分からないというドキドキ感。でも、安心してください。どんな組み合わせでも、毎回神回を約束する実力者揃いの名古屋山三郎一座。いつ観に行っても、期待を遥かに上回る感動をもらえることを、ナゴヤ座ファン歴6年4ヶ月の私が保証します!

公式サイト様の紹介文にもありますが、ナゴヤ座の舞台は、観客参加型です。詳しくは後で触れますが、オオムコウや前説で予め練習した掛け声を(現時点では、必ずマスク着用で)飛ばしたり、オヒネリを投げたり、拍手で盛り上げたり、作品によっては予め配られるプレートなどを上げたり、天井から降って来るボールを舞台に向かって投げて悪者を一緒にやっつけたりします。ナゴヤ座の役者さん達は皆、お客さんを巻き込んで盛り上げるのが上手いので、お芝居中に、レスポンスを求められたり、ゴムパッチンを持たされたり、絡まれることもあります。そういう時は、恥ずかしがらずに参加しましょう。楽しいから! 特に、はじめましてのお客様や男性のお客様はターゲットにされやすいので、ぜひ参加して盛り上がってください!

現地に観に行けない時も、水・土夜公演を無料で生配信(配信がない日もあるので、ナゴヤ座HPのチケット予約のページで確認してください)があるので、YouTubeで観劇することができます(https://youtube.com/@user-bx7qy1nn1n)。カメラワークも画質も無料とは思えないクオリティーなので、一度覗いてみてください。すごいから! アーカイブもあります。

 

【ナゴヤ座への行き方】

ゴヤ座は、名古屋市西区那古野にある円頓寺商店街の中にあります。名古屋の商店街といえば大須が有名ですが、円頓寺商店街は、名古屋駅から徒歩15分ぐらいの距離にあるのに、四間道などの昔ながらの景色も残る落ち着いた雰囲気で、フォトスポットとしても推せるステキな商店街です。昔ながらの老舗も残りつつ、オシャレな新店舗も続々オープンする熱いスポットなので、名古屋民として推したい場所です。美味しいごはんが食べられるお店、美味しいお酒ご飲めるお店(最近、昼呑みできるお店が増えてて嬉しいです)がいっぱいなので、ナゴヤ座観劇前後の食事には困りません。せっかくなので、円頓寺商店街の公式HPも貼っておきます(https://endojishotengai.com/home.html

名古屋駅から徒歩15分とありますが、どうやって歩けば良いのか迷いますよね? 私は、5分歩けば立派に迷子になる自信があるので、少し詳しめに書かせていただきます。方向感覚に自信のある方は読み飛ばしてください。

遠方からいらっしゃる方を想定して、新幹線の改札から出たところからスタートします。新幹線の改札を出ると、大きな銀色の時計があります。これが、名古屋民の言う銀時計です。そこから駅のコンコースを高島屋側に向かって歩いて行くと、大きな金色の時計があります。これが、名古屋民の言う金時計です。待ち合わせの時などに良く出て来る単語なので、覚えておいて損はない…かもしれないです。

高島屋の前を通過して桜通口から外に出ます。このまま地上を歩いても良いんですが、名古屋の夏の暑さも冬の寒さも人を殺しにかかっているので、地下に潜りましょう。ナゴヤ座公式サイト様もそのルートを勧めています。

ちなみに、新幹線の改札を出てすぐの長い階段を下まで降りて、地下鉄桜通線に乗ると、円頓寺商店街最寄りの国際センター駅に着きますが、名古屋の地下鉄代は高くて、一駅でも210円掛かる&桜通線は本数が少なめ(10分ぐらい待たされます)なので、一日乗車券を買った時以外は、徒歩ルートがオススメです。

戻ります。桜通口を出て右手に進んだところにある階段を降りると、地下鉄東山線の改札があります。それを通過して反対側まで歩くと、ユニモールの入口があるので、入って行ってください。

ユニモールの通路をずんずん真っ直ぐ歩いて行くと、国際センター駅に着きます。国際センター駅に着いたら、2番出口から出てください。2番出口手前にエレベーターがあるので、荷物が重い時とかはそちらで上がってください。

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上がったら、高速道路と並走?して、真っ直ぐ歩いてください。

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わりと真っ直ぐ歩く距離が長くて不安になりますが(私も初めて行った時、とても不安になりました。道中、天むす屋の千寿さんがあります。めちゃくちゃ美味しいので、時間とお腹に余裕があったら、買ってみてください🍤)、まーっすぐ歩いて行くと、ファミリーマートがあります。そこが、ナゴヤ座のある円頓寺商店街の入口です。

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この円頓寺商店街を真っ直ぐ歩いて行くと、出口少し手前に、ナゴヤ座があります。おっきな演目写真看板が出ているので、ここだ!とすぐに分かります。

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【ナゴヤ座の観劇システム】

①予約

ゴヤ座のチケット予約は、booking81(https://booking81.com/)で行うネット予約になります。ナゴヤ座HPのチケット予約のページ(http://nagoya-za.com/ticket.html)から飛べます。毎月20日頃の予約開始日には、サーバーが混み合います。ナゴヤ座人気すごいんです! 予約取れなかった日も、後日、キャンセル出て残席有に戻っていたりするので、諦めずチェックしてみてください。

料金は当日払いです。ナゴヤ座には、月パスという1万円(税込)で土日公演何度でも見放題、8000円(税込)で水金公演何度でも見放題というすごいシステムがあります(その月初めて行く日の受付で申し出て購入できます。好きな役者さんの写真が入ったカードを選べちゃいます)が、月パス利用する際も、予約はbooking81で行います。

どうしても行けなくなっちゃった時は、booking81の予約履歴のページからキャンセルできます。

この先の流れは、ナゴヤ座公式のインストハイライト(https://www.instagram.com/s/aGlnaGxpZ2h0OjE3OTk4MDE1Njc4NDkyODk5?story_media_id=2956029017991683443&igshid=YmMyMTA2M2Y=)が分かりやすいですが、蛇足ながらちょっぴり情報付け加えさせていただきます。

②受付

ゴヤ座公式HP記載のstart時間は、開場時間になっています。その15分前から、ナゴヤ座前で受付開始です。現在、入場整理番号カードは、受付時にくじ引きで渡されるので、受付開始時間ちょうど〜入場開始に到着すれば大丈夫です。複数名で予約をした場合は、誰か一人がまとめて支払→整理番号は一つで全員一緒に入場になるので、グループで近くに座りたい時は、そうするのが良いと思います。整理番号が後の方だと、並びで空いていない可能性もあるので、そこは運ですが… 複数名で予約をしても、支払を別々にする場合は、整理番号もそれぞれ別になります。

入場料は、1ドリンク付きで3500円、現金支払のみです。月パスを利用する場合は、ドリンク代500円だけ支払います。ちなみに、月パス利用者の同伴者の場合、通常の入場料3500円から500円割引してもらえます。

その年初めてナゴヤ座に行った日には、ウェルカムカードというものももらえるので、受付で忘れずに申告してください。これは、好きな役者さんを一人選んでサインをもらえる魔法のカードなので、もらい忘れちゃったら、もったいないオバケ出ます。

③練り歩き

現在は、昼の部前の練り歩きはなく、夜の部前の練り歩きだけあります。練り歩きとは、文字通り、その日の出演役者さん達が、演目衣装で、円頓寺商店街を練り歩くことです。

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練り歩きは、写真・動画撮影OKです! 練り歩きのある夜の部は、startの時間に練り歩きが始まって、一座が戻ってから入場が始まります。

④入場

整理番号順に呼ばれて入場します。靴を脱いで入場するので、素足にサンダルで行動することが多い夏場は靴下を持参しておくと良いと思います。自由席なので、好きな席を選んで、座布団の上に乗っている白いお菓子みたいな物体(ナゴヤ座のオヒネリです)を取って、座ってください。ナゴヤ座には最後列のベンチ席以外は椅子がなく、座布団が置かれているだけなので、好きな席を選ぶというか、好きな座布団を選ぶって感じです。ちなみに、座布団は、高低差のないナゴヤ座の客席でも皆が見やすいように置かれているので、なるべく動かさないよう気をつけましょう。

初めての方は遠慮して後ろの方に座ることも多いですが、初めての方にこそ、ぜひとも最前列に座ってナゴヤ座の凄さを体感していただきたいです! 特に、体の小さなお子様は、傾斜のないナゴヤ座の座席では、後ろの方だと見え辛い可能性があるので、なるべく前に行ってもらいたいなぁと思います。

⑤ドリンク交換

受付時にもらったドリンクチケットをドリンクカウンターに持って行って、引き換えてもらいます。アルコール(ハイネケン缶チューハイ)も選べます。ソフトドリンクは、ホットとアイスがあります。カブキカフェというだけあって、コーヒーは豆からこだわったもので美味しいです。最近、夏場はアイスコーヒーもメニューに登場するようになって嬉しい。冬場は、小腹も満たせるコーンスープが、個人的なオススメです。溢しちゃうのが心配な方は、アイスウーロン茶、ジンジャーエール、コーラ、オレンジジュースならキャップ付きペットボトルなので安心です。

⑥オヒネリガチャ

突然の耳慣れないワードですよね。ナゴヤ座では、当たっても痛くない軽い素材を不織布で包んだものを「オヒネリ」として扱っていて、演目中に役者さんが見得を切った時などに、お捻り(地歌舞伎などにある投げ銭)として投げられます。入場時に座布団の上に置いてあった白い物体三つは、お試し版のオヒネリです。

ゴヤ座には、場内と入口手前の二箇所にガチャガチャの機械がずらーっと並んでいます。その日出演の役者さんのガチャ台×2なので、ずらーっとしてます。このガチャガチャは、一回500円で回せて、カプセルの中からは、黄色(公式では黄金)のオヒネリ2つとオマケの缶バッジが出て来ます。当たりと書かれた缶バッジが出たら、ドリンクカウンターでフォトカードに交換してもらえます。つまり、オマケや当たりくじ付きの投げ銭です。

ゴヤ座の優しいところは、ガチャ台が役者さんごとに分かれていることです。つまり、推し確定で投げ銭できる(ガチャの売り上げの一部は、役者還元型です)し、オマケに推しのロゴや写真の缶バッジ(日にちに3が付く公演日には、推し直筆のサインや一言やイラストの缶バッジをゲットできる可能性もあります)がもらえ、当たりが出たら推しのフォトカードまで手に入ってしまう! しかも、このフォトカード、終演後に、役者さんが目の前でサインをしてくださるんです! なんて推し活に優しいシステムなんだ🙏✨

ちなみに、ガチャ台の近くには1000円札を500円玉に両替できる両替機も設置してありますし、ドリンクカウンターでお願いすれば、大きいお金を1000円に両替してもらうこともできます。新500円硬貨も問題なく使えます。思う存分、推しガチャ回してください。

あっ、でも、小さい文字で貼られているのでちょっと分かりにくいのですが、後ろで待っている方がいたら、3回回したら交代してください、という注意書きがあります。みんなで譲り合って推しを回しましょう!

⑦前説

開演が入場開始時間の30分後で、その10〜15分前から前説が始まります。前説の中で、ナゴヤ座独自のシステムであるオヒネリの投げ方の説明、オオムコウや全員参加シーンの練習、トイレの案内、撮影禁止(だけど、終演後には撮影タイムがあります)の案内などがあるので、初めてナゴヤ座を観劇する方は、開場には間に合わなくても、前説までには入場できると安心です。

一座の役者さんはみんな、フリートークもめちゃくちゃお得意なので、前説の段階で腹筋千切れるぐらい笑わせてくれます。なので、ぜひとも前説からたっぷり堪能していただきたいです!

前説でも案内がありますが、ここでしっかりとスマホなどの電源をOFFにするか、機内モードにしておいてください。終演後の撮影タイムまでの間に立ち上がらないと焦るので、私は、機内モードにしておくことが多いです。

⑧本編

途中15分の休憩時間を挟んで、上演時間は2時間弱です。公式では、前半40分、休憩時間15分、後半40分となっていますが、アドリブシーンも多く、楽しくなっちゃうと延びがちなので、後の予定を入れるなら、2時間ぐらいで考えておいた方が安全です。終演後にサイン対応の時間もあるので、その時間も考えると、2時間30分〜3時間というところでしょうか。

本編中も飲食自由ですが、昨今の情勢上、現在はまだ、飲食していない時以外はマスク着用が必要なので、皆、ドリンクをそっと飲む以外は、ほとんど飲食していないです。以前は、円頓寺商店街のテイクアウトメニューを持ち込んで食べながら観劇したり、ナゴヤ座内で販売されていたクズアイスバーやアイスどら焼き買って食べたりもできたので、早くそういうことがしやすい世の中が戻って来て欲しいですね…

上演中は、オオムコウ飛ばしながらオヒネリ投げると、感動をリアルタイムで伝えられてワクワク度が増しますが、初めて観劇する時は、タイミングも掴めないし(前説でレクチャー受けていても、お芝居や殺陣が凄過ぎて、オヒネリNOWランプを見ている余裕ないし、上演中に声を出すのってなかなか勇気がいります)、咄嗟に役者さんの名前が出て来ないしで、オヒネリ握り締めたまま演目が終わってしまうことの方が多いです。だけど、安心してください。オヒネリ投げるタイミングは、ちゃんとあります。ラストシーンの暗転後に、出演者が一人ずつ出て来て見得を切ってくれるので、ここで、気に入った役者さんに思いっきり投げちゃってください! オヒネリは軽い素材なので、4列目やベンチ席からだと届かずに前列のお客さんに当たっちゃうことも多いですが、お互い様なので気にせずにいきましょう。

⑨写真撮影タイム

カメラや携帯の電源入れてくださいのアナウンスがあってから、ナゴヤ座からの宣伝や、退場時のドリンクの空きカップの捨て場所、サイン対応についての案内があります。その間はまだ撮影NGで、役者さん達が皆舞台の真ん中に集まって「撮影スタート」の掛け声があってから、撮影OKです。舞台上手から下手に向かって、10カウントでゆっくり目線を移動して写真を撮らせていただけます。

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後ろの方からだと撮り難いこともありますが、上手いこと隙間産業してカメラに納めてみてください。私は6年以上通ってもなかなか上手く撮れないのですが、観劇記念なので、前の方の頭が入っちゃっても、大切な宝物です☺️ 撮りたい気持ちが昂ぶり過ぎて、スマホを自分の頭より高く上げちゃうと、後ろの方が何も撮れなくなっちゃうので、そこは気をつけて自重しましょう。譲り合いの心が、楽しい観劇時間を作ります!

⑩サイン対応

終演後、客席の退場が終わった後、私服…じゃないな、自前の和装姿に着替えた役者さん達が降りて来て、ナゴヤ座前でサイン対応をしてくれます。粋な着こなしから和洋折衷のオシャレな着こなしまで、イケメンの和装姿を拝見できるだけでも尊いです。ありがとうございます🙏

サインをしてもらえるのは、ウェルカムカードか、ガチャの当たりで引き換えたフォトカードのみです。日によって案内があったりなかったりするのですが、基本的に、ウェルカムカードへのサインが先で、その後、フォトカードへのサイン対応という流れのようです。なので、ウェルカムカードにサインをしてもらう方は、役者さん達が降りて来るまでに、誰にお願いするかを決めておかなきゃいけないんです。悩みますね…! だって、全員ステキだから!

同じ役者さんにサインしてもらいたいフォトカードが複数枚ある場合は、同時に出してサインしてもらいます。フォトカードへのサインは、次にナゴヤ座来た時にお願いしてもOKなので、複数枚当たりが出せた時は、次回に取っておいても大丈夫です。

サインしていただいている間に感想などをお伝えできるのですが、さっきまで板の上で凄いお芝居や立ち回りをされていた方が目の前にいると思うと緊張して頭が真っ白になってしまい、「カッコ良かったです」以外の語彙が消失します。6年以上通っても、全然ダメです。毎回推しに新鮮にときめいて、口から言葉ではなく心臓が出そうです。

だけど、そんな貴方に朗報です! ナゴヤ座にはお手紙BOXが設置されているので、後日感想をしたためて投函することができます。遠方だったりなかなかナゴヤ座に行けない方は、郵送でも受け付けてくれています。なお、お手紙以外の差し入れは、現在NGです。解禁が待ち遠しいです。ソワソワ。

サイン対応中の写真・動画撮影は、明確なルールは出されていないようですが(私が見逃しているようだったらごめんなさい)、役者さん達が順番に降りて来て、「サイン対応スタート」と言うまでの間、サイン対応が終わって挨拶をして帰る時、は撮っても良い感じです。他のお客様のサイン対応中に撮るのは、マナーとしてやめた方が良いかな、と思います。トラブルになっちゃったら悲しいですしね…😖

ちょっぴりじゃない分量になった…!

 

名古屋山三郎一座座員】

現在の一座のメンバーを一言ずつで紹介してみます。一人一人たっぷり語りたいので、それは、また別記事で書こうと思います!

ちなみに、ナゴヤ座の座員さん達は、皆、名古屋〇〇というお名前を名乗ってみえます。外部の舞台に出演される際は、ナゴヤ座での芸名を使う方も、本名(元々役者業で使っているお名前)を使う方もいますが、ナゴヤ座名を使うと、皆、苗字が「名古屋」になってしまうので、スタッフの方とかに「名古屋さん」と呼ばれていて、ふふっとなります。

色とりどりのイケメン勢揃いなビジュアルは、こちらでご覧ください(http://nagoya-za.com/cast.html)! ナゴヤ座様、ショータさん、サンジャクさん、タロウさんのカッコ良お写真も何卒お願いします🙏

 

名古屋山三郎(サンザ)さん→ナゴヤ座座長。座員カラーは紫。名古屋山三郎の名を冠するに相応しい美男子。お芝居も妖怪的身体能力を活かした立ち回りも唯一無二。

名古屋山之助(サンスケ)さん→ナゴヤ座副座長。座員カラーは赤。頭がキレて視野が広いから、主役を演じてもイベントの司会をしても頼もしさが半端ない。ホスピタリティもバリ高。

名古屋参駄右衛門(ダエモン)さん→座員カラーは茶。ナゴヤ座最年長にして、最大の破壊神。熟練の丁寧なお芝居の頼もしさと、演目外での傍若無人っぷりのギャップで皆を落とす。

名古屋参九郎(サンキュー)さん→座員カラーは黄。ダエさんの綱を握れる唯一の人。優しい笑顔と人柄で皆を癒す存在だけど、声色一つで舞台を転換させるお芝居は背筋をゾクッとさせる。

名古屋参十坐(トウザ)さん→座員カラーは灰色。プロデューサーの顔を持つだけあり、役柄の自己プロデュース力もイベントの企画力も凄い。マメな気配りでファンも仲間も惚れさせる人。

名古屋虎三郎(トラザ)さん→座員カラーは金。ナゴヤ座の殺陣師。アクションコーディネーターとしての舞台全体の絵を見通す視野の広さも、アクションの技術の高さも、役を憑依させたお芝居もゾクゾクする凄さなのに、板の下に降りるとほんわか優しい、めっかわな絵を描くお兄さん。

名古屋虎之助(トラスケ)さん→座員カラーは銀。トラザさんの相方。日舞で磨いた美しい所作と、アクションマンのスキルを融合させた立ち回りの華麗さは圧巻。どこの引き出しが開くか予想のできないお芝居のトラスケさん節は、まさに天才。

名古屋参永已(サンエー)さん→座員カラーは橙。シュッとした外見からは想像もできない爆発力のお芝居と、獣味を感じる殺陣を見せる魔術師。どんな役でも自分のものにしてしまう底知れなさがある若手組のホープ

名古屋参十郎(ジューロー)さん→座員カラーは青。生来の人の良さが役柄にも滲み出て、主役を演じれば皆が応援したくなる陽の気に溢れ、悪役を演じれば切なさを帯びた色気が漂う。どんな無茶振りにも応えてくれそうな頼もしさがある。

名古屋参笑太(ショータ)さん→座員カラーは緑。お笑い芸人さんがナゴヤ座好き過ぎて座員入りしちゃったという特殊ルート。だけど、ナゴヤ座愛も芝居愛も誰より熱い努力家。不可能を可能に変える力を感じる。

名古屋参雀久(サンジャク)さん→座員カラーは水色。ゲスト出演歴もナゴヤ座滞在時間も長過ぎて、もはや誰もがゲストだということを忘れかけていたタイミングで正座員入り。誰より頼もしい新座員という設定バグが起きている。

名古屋参太郎(タロウ)さん→座員カラーは白。座長に弟子入りを志願した強者。その猛者っぷりに相応しい舞台度胸と芝居技術に、研修生という言葉の概念が揺らぐナゴヤ座研修生。

 

楽しくなって来ちゃったので、オマケのゲスト紹介。

村井雅和さん(オオムコウは、「ビースト!」)→ゲストでありながら、演目のタイトルになっている役を演じたこともある頼もしい漢。お芝居もアクションもプロ中のプロ。渋い見た目にも頼もしさが溢れているけど、実は結構お若くて、娘ラブの可愛いパパ。

水谷健さん(オオムコウは、「みずたにさん!」)→現サンジャクさんに継ぐゲスト歴を持つナゴヤ座のお父さん。アクション界のレジェンドであり、ナゴヤ座最強のヒーロー。無茶振りをしても「良いっすよー」と引き受けてやり遂げてしまう凄い人。

山本のぼるさん(オオムコウは、「もっちゃん!」)→ナゴヤ座の愛されキャラ枠ぶっちぎり一位! もっちゃんにしかできない味付けされた雷蔵親分に、みんな恋をしました。YAJIKITAへの出演はまだですか?

藤田誠樹さん(オオムコウは、「セイキ!」)→ダンスも立ち回りもできちゃう爽やかイケメン! だと思っていたら、YAJIKITAへのゲスト出演で新たな顔を見て、印象がカッコイイお兄ちゃんからカッコ良くて面白いお兄ちゃんに変わりました。ユーモアのある男はモテるは、真理です!